K3の住民

最近はレア社のゲームについては書いていませんが、一応レア社のゲームが一番好きな人です。『雪圀』で"圀"は"国"とほぼ同義ですが、国ではありませんって当たり前か(笑)。

適当に良作ゲームを紹介する 第四話「超惑星戦記 メタファイト」

皆さん、久しぶりです。雪圀です。
今回は久しぶりに良作ゲームを紹介していこうと思います。


今回紹介するのは、「超惑星戦記 メタファイト」です。

超惑星戦記 メタファイト
発売日1988年6月17日
プラットフォームファミリーコンピュータ
メディア2MbitROMカセット
発売元サンソフトサン電子
開発元東海エンジニアリング
ジャンルアクションシューティング

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タイトル画面

サンソフトが1988年に発売したアクションシューティングゲーム。主人公である天才
少年パイロット「ケイン=ガードナー」が戦闘万能車両「メタル・アタッカー」に
乗りときには降りて探索しつつ進めていくのがおおまかな内容。

ストーリーは以下のようになっている。

ソフィア第3惑星はイプシロン銀河のほぼ中央に位置し、高度な文明によって栄える惑星国家である。


時に宇宙暦2052年――
大宇宙の恐怖の魔王・GOZE(ゴウズ)率いるインベム暗黒星団の来襲は、惑星ソフィアの平和に終止符を打った…!
あやうく難を逃れた衛星NORA(ノーラ)の化学アカデミーでは、その総力をあげインベム打倒のための最終兵器…戦闘万能車両「メタル・アタッカー」を完成。
天才少年パイロット「ケイン=ガードナー」を戦士(コマンダー)として、「メタル・アタッカー」とインベム暗黒星団との戦いの火ぶたは、今まさに切って落とされた!!

任天堂バーチャルコンソール「超惑星戦記 メタファイト」解説ページより引用。

・・・天才って書かれてるのだが、人によってはこのゲームの腕は天才では無いので
必然的にこのケインって人も天才じゃないと言えるのでは無いだろうか。

それは置いといて、ゲームの内容を深く掘り下げてみる。

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サイドビューステージ

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ダンジョンステージ

この作品には2種類のステージがある。1つは、メタル・アタッカーに乗ってエリア内
探索をするサイドビューステージ、もう1つは、メタル・アタッカーから降りて
エリア内にちらほらあるダンジョン内を探索するトップビューのダンジョンステージ
である。

この作品の大体の流れは「エリア内探索でボスのいるダンジョンを探す→ダンジョン
に入り、ボスがいるかいないか確認→いればボスと戦う」といった感じになって
いる。各エリアにはダンジョンが何個もあり、1つ以外は全てボスがいないダミーで
ある。ゲームオーバーになった際にそのエリアの最初から始まってしまうので、ボス
のいるダンジョンを見つけたら場所を把握するもしくはマッピングしておくことが
大事である。

ボスを倒すと、ゲームの進行に大切なものが手に入る。そのほとんどがメタル・
アタッカーの強化装備であり、ゲームが進行していくとともに、メタル・アタッカー
が出来るアクションも増えていく。


次に、サイドビューステージ、トップビューステージを別々に紹介しよう。

サイドビューステージ

エリア内を探索するステージ。エリア自体は全8エリアあり、順番に攻略していく形
になっているが、順番につながっている訳では無い。例えばエリア4はエリア3と
つながっておらずエリア1、エリア2のどこかにあるのでそれを探す必要がある。
まぁ、説明書にブロック線図みたいなマップが書いてあるのだが。
エリア内の詳細なマップは無いので、正直方向音痴にはエリア内のマップ無しでの
攻略はお勧め出来ない。だからマッピングしながら攻略するのも一つの手だろう。
余談だが、慣れてくると、どこがボスのいるダンジョンかが大体分かるようになって
くる。だから攻略していくにつれ、迷う時間も少なくなっていくだろう。

このサイドビューステージは基本的にメタル・アタッカーでの攻略となるが、たまに
メタル・アタッカーでも倒せない小さい敵がいたり、通れない場所があったりする
ので降りてケインの状態で戦わなければならないことがある。

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ケインで戦う箇所の例

メタル・アタッカーには敵に追従する「ホーミングミサイル」、下方向に雷を落とす
サンダー・ブレイク」、3弾のミサイルを自機の前側に三方向発射する「多弾頭
ミサイル」の3種類の特殊攻撃アイテムがありそれを使うことでも小さい敵を倒すこと
は可能なのだが、ストック制であり、役に立たない場合もある。その場合にケインで
戦うことになる。また、ケインはあまり落ちすぎるとダメージを受ける(ジャンプ
した位置の高度が高すぎると即死にもなる)ので、落ちないように必死に戦う必要が
ある。
メタル・アタッカーに再度乗ればケインは全回復するのでいくらダメージを受けても
さほど問題は無い(しかしこの仕様に甘えているといつか痛い目に・・・)。

ダンジョンステージ

ケイン限定のステージで、このステージにボスがいたりいなかったりする。
このステージのとき、HPの役割を担うPOWゲージの他にGUNゲージと呼ばれるゲージ
が存在する。このGUNゲージを上げていくことで、ケインのショットを強化して
いく
しかしこのゲージはダメージを受けるとPOWゲージとともに下がってしまう(ただし
2つ減ることもあるPOWゲージとは違ってこちらは1つしか減らない)。だから攻略は
慎重にするべきである。

ショットの他にも、手榴弾がある。こちらは飛距離が短く、攻撃判定が少し分かり
づらいが、強力である。

ショットはBボタン、手榴弾はAボタンに割り当てられているが、Aを押している間は
ショットの向きを固定することが可能。但し手榴弾は使えない。
前半は特別必要な訳でも無いが、後半になるにつれ必須となってくる。


さて、この作品の概要を一通り説明した訳だが、一つだけ言おう。この作品は結構
難しいのだが、やられてもやめられないような面白さがある。良い難ゲーの典型例
であると個人的には思っている。
無限コンティニューなのでゲームオーバーになっても一番最初から、という訳では
無い(それなりのペナルティはあるが)。それにより「またここからか」と思うこと
もあまり無くストレスを感じさせないつくりとなっている。
「そのままの状態で一番最初のところに行きたい」という人でもリセットをすれば
データが保持されたまま(但しGUNゲージ、特殊攻撃のストック数は初期状態)一番
最初に行くことが出来る。これはある意味裏技的扱いかもしれないが、こういった
ところでもストレスを感じさせない。
ボスは攻略法をつかむまでが難しいが、攻略法をつかめば後は自分の忍耐との勝負
である。そして倒した後、爆発する演出があるので結構清々しい気分になる

グラフィックも当時としては非常に良い。下手すると次世代機レベルかもしれない。
この頃からサンソフトゲーのグラフィックは相当なものであったと感じる。
※この記事の画像は低画質なので画像を見るだけではおそらく良さは感じられない。
 申し訳無い。

アニメーションも非常に丁寧に作られており、前回紹介した「へべれけ」同様
アニメーションが凄い丁寧なのに操作性に難を感じさせない」珍しい作品である。

そしてBGM。最初から躍動感溢れるBGMで、個人的にかなり好きである。それと
エリア2、エリア6のBGMも非常に好みのBGMである。
好きというわけでは無いが非常に頭に残り、癖になるようなBGMもあってそのBGM
も嫌いでは無い。寧ろ良くないもしくは頭に残らないBGMなんてこの作品には無い
のではなかろうか。


やってて凄い面白いと感じた作品だったが、不満を上げるとするならば、セーブ
機能とパスワードが無いことだろう。この作品、非常にボリューミーな作品となって
おり、そういう面でも良さを感じるのだが、その面セーブ・パスワードが無いのが
残念でならない。しかもマリオ3等とは違いワープ・ショートカットといった類も存在
しないので最初から地道に攻略していくしか無いのも非常に痛い。

また、メタル・アタッカーとケインの撃つ位置にも少々不満がある。実際に銃で
撃ってるような感じで撃つ位置を自分の中心から若干横にずらしたりしているのは
良いのだが、これが意外に煩わしい。しかもダンジョンステージにケインと同じく
銃で撃つ敵がいるのだがなんとその敵は中心から撃っている。何故そこは拘らない。

そしてパッケージとカセットのケインの横にいる女の子。完全に空気である
エンディングの『一番最後』に出てくるが、正直ぱっと見「こいつ誰?」としか
思わなかった。それぐらい空気である。


さて、以上からセーブ・パスワードが無い面は致命的な難点であると思うが、個人的
には些細なことでしか無い。それぐらい面白い作品である。
最近、この作品のリメイクである「ブラスターマスター ゼロ」が3DSとSwitchで発売
されたが、そのリメイク元である「超惑星戦記 メタファイト」もVCで配信されている
ので是非やってみてほしい一作である。



今回はこれくらいにしときます。