K3の住民

最近はレア社のゲームについては書いていませんが、一応レア社のゲームが一番好きな人です。『雪圀』で"圀"は"国"とほぼ同義ですが、国ではありませんって当たり前か(笑)。

『タッチ!カービィ スーパーレインボー』評価点・難点まとめ

2015/10/25更新。

タッチ!カービィ スーパーレインボー』 80点 A
ポイントタグ:【良作】【良曲質】【良グラフィック】【ファン向け

全体的な評価
楽しさ・・・Very good
ゲームバランス・・・Very good
曲・・・Excellent!
グラフィック・・・Excellent!

前作との比較での評価
タッチ!カービィ スーパーレインボータッチ!カービィ

評価点
・先ず最初に評価しておくべきところはボリュームの厚さ
 ⇒今作はやり込まずとも高ボリュームであり、非常に長い間プレイ出来る
  と言えよう。
  ⇒全体的にステージ1つ1つが長い。探索することによって更に長くなって
   しまう本作のステージには正直驚いた。
   ⇒しかもこのボリュームでありながらも3,700円(税抜き)という
    まさかのロープライス
    ⇒シンプルシリーズよりは高いものの、十分すぎて寧ろ良い意味で
     価値に見合わない値段である。
・良質な曲達
 ⇒今作は『タッチ!カービィ』を意識したのか(サイケな曲ではないが)
  どこか異質な曲となっている。それを抜きにしても良質であることには
  変わりない。
  ⇒余談ではあるが、アニメ『星のカービィ』を元曲とした曲もある。
   アニメファンには嬉しい要素かもしれない。
  ⇒また、カービィシリーズ歴代曲をアレンジした曲もやり込むことによって
   聴くことが可能。
   ⇒これが出て嬉しいと思うアレンジ曲も当然ある。
    ⇒更に今作はかなりマイナー、または何故かアレンジされていない曲が
     結構な数でアレンジされており、今作のアレンジに関してはかなり
     評価が高い。
  ⇒そして今作は『タッチ!カービィ』とは違いオリジナル曲も結構あること
   を併記しておく。
・グラフィックの良さによる粘土の世界。
 ⇒本作のグラフィックはかなり綺麗と言っていいだろう。
  ⇒本当に粘土っぽい。本作には古い粘土を使ったボスもいるのだが、その
   ボスも見事に古い粘土を使っていることが分かるほどのグラフィックで
   ある。
 ⇒更に本作はフィギュア鑑賞があり、それで粘土で作られたキャラ達
  (フィギュアではあるものの)をじっくりと見ることが出来る。なんと
  本作には(残念ではあるが)登場しないデデデやメタナイトもそこで
  じっくり鑑賞することが出来る。更にチャレンジモードを全部クリア
  すると・・・。
 ⇒因みにパッケージやタイトルロゴなどは本当に粘土を使って撮影してるもの
  らしい。
・ほのぼの好きにはお勧めな(?)ひみつノート。
 ⇒本作には『ひみつノート』というものがあり、集めることによって
  描かれる絵日記のようなものである(因みにエリーヌのである)。
  ⇒一部以外内容や絵がほのぼのとしており、ほのぼの好きには
   お勧めできるかもしれない。
・前作よりもライトユーザー向けになるように配慮。
 ⇒前作『タッチ!カービィ』は絶対にそのステージをクリアするまで
  進めなかったが、本作では(ラスボス以外)やられまくっていると次の
  ステージに進むことが出来ると言う親切設計がある。
  ⇒これで初心者でもプレイできると言えるだろう。ラスボスは置いといて。
・前作『タッチ!カービィ』では無かったちゃんとしたボスがいる。
 ⇒前作ではボスはサブゲームそのものであり、実質的なボスはラスボス
  のみであった。
  ⇒しかし今作はちゃんとラスボス以外にもボスがいる。サブゲームは
   無くなったが。
・玉に見られる爽快感。
 ⇒本作には『スターダッシュ』、『変身』に爽快感がみられる。
  特に『スターダッシュ』をボスに当てた時などは爽快感炸裂(腕は
  疲れるが)。
・割とある面白いギミック。
 ⇒発想が非常に面白いギミックが所々にある。
  ⇒これだけはどんなに言われても絶対にネタバレはしたくないので伏せる。

微妙点
・操作性、仕様の大幅削除・変更。
 ⇒本作は前作『タッチ!カービィ』とはかなり異なる操作性、仕様に
  なっている。
  ⇒例えば前作『タッチ!カービィ』では敵をタッチすることによって
   一時的に動けなくすることが出来たが、本作ではそれが出来ない。
   ⇒よって必ずダッシュで敵に当てないといけない。
  ⇒また、コピーが無い。前作はコピーがあったのに関わらず、本作
   には無い。カービィの外伝系統は比較的コピーが無いことが
   多かったがコピーがある作品で次作にそれが消滅したのは本作が
   初である。
   ⇒まぁ、外伝系統の続編も本作が初なのだが・・・。
   ⇒多分だとは思うが、それの代わりが『変身』なのだと思われる。
    ⇒しかし場所が限られており、またその種類も3種ほどしかない。
  ⇒あと水中でタッチしてもカービィが素潜りをしなくなった。
   ⇒その代わりに虹のラインに沿うようになった。改善ではあるものの、
    一つ操作が無くなってしまったのは少し悲しい。
  ⇒更に今作は虹のラインを引いたら、その場所と重なるように虹のライン
   を引かない限り手動的に消せない(自動的には消える)。
   ⇒ただ、前作でも虹のラインを書いた後二つも書かないと消えないと言う
    面倒くさい仕様だったため、改善ともみられる。ただ、前作の仕様に
    慣れた者にはきついかもしれない。
  ⇒最後に今作は上記でも書いたのを見れば分かるかもしれないが、カービィ
   以外にボールがなく、ボリューム不足ととらえる人が多い。
   ⇒しかしカービィ以外のボール(ワドルディボール、デデデボール、
    メタナイトボール、ワドルドゥボール)全てで全ステージをクリア
    すると言うのが完全クリアに必要なことだったのでその要素は
    『ストレスの塊』でしかなかった(人気があったことも確かだがその
    要素に関しては難点であることは確かである)。
    ⇒よって値段から見てもボリューム不足とも言えず、寧ろ改善と
     とらえるべきでもある。
 ⇒しかし操作性、仕様が悪くなったと言うわけでは無く、ただ単に前作である
  『タッチ!カービィ』をプレイしている人がやると若干戸惑うくらいで
  あって、上記を見ても分かるように改善している点もみられる。
・何故カービィがボールとなり、虹に導かれなければならないのかが不明。
 ⇒前作には明確な理由があったのに対し、本作には無い。よって、
  「普通に歩いて冒険した方がいいのでは」と思う人が出てきてしまうの
  ではないだろうか。
 ⇒しかし、昔のカービィの外伝的位置である作品も理由は明確でなかった
  ことが多かったため、「言うほど気にならない」と言う人もいるかも
  しれない。
・相変わらずの難易度の高さ。
 ⇒但し『タッチ!カービィ』に比べればやり込みに関しては難易度は低く
  なったように思える。まぁ、凄いのはあったが。
  ⇒チャレンジモードと言うのがあるのだが、時間が若干ギリギリで
   ある前提であるステージ、運要素が結構絡むステージもある。
  ⇒チャレンジモードとは、それぞれ15秒ある4つのステージをクリアする
   チャレンジや、後の難点に挙げさせてもらうチャレンジがある。後者は
   後述。
 ⇒メインモードに関してはレベル3から触れると即死になる敵が登場するなど
  レベル3から急激に難易度が上がる。
  ⇒レベル4に至っては最初から強制スクロールである。
  ⇒まぁ言うほど心が折れるような難易度では無いのでいいのだが。
   ⇒しかし、チャレンジモードが出る条件の一部がボスに関わっている。
    ⇒その条件とはノーダメージでクリアしなければならないのである。
     ⇒特にラスボスはきつい。時間がかかる上に最後の最後で避けゲー
      になる。
    ⇒ただ、一発ダメージを受けてもわざとやられてやり直しても良い
     というのが救い。
・据え置き機ゲームのはずなのにテレビの存在価値が薄い。
 ⇒まぁ、前作『タッチ!カービィ』は元々携帯機のゲームだったし本作自体
  操作性によってゲームパッドで操作せざるを得ない内容なのでどうも
  言えないが。
  ⇒意味が全くないと言うわけでもなく、二人以上のプレイだとちゃんと
   意味はある。

難点
・チャレンジモードについて。
 ⇒本作にはチャレンジモードというのがあり、それがやり込み要素の一つと
  なっている。
  ⇒チャレンジモードそのものは決して悪くないのだが、一部のステージ
   で条件を満たさない限り目標である『たからばこ』が出てこない
   ステージがある。
   ⇒それ自体は問題では無いのだが、問題はその条件を満たした後に
    『たからばこ』が取れるまで1秒もかかることである。
    ⇒そこまで致命的では無いのではと思う人もいるかもしれないが、
     このチャレンジモードでは上記のとおり15秒以内でそれを
     取らなければならないのである。
    ⇒どうしてそこまで遅れるのかと言う理由に演出によるものがある。
     ⇒せめて演出をなくすか演出が出ている時は時間が止まるとかそれ
      くらいはしてほしかった。
 ⇒サバイバルチャレンジ
  ⇒本作にはサバイバルチャレンジというチャレンジモードの中でも突出して
   難しいチャレンジがある。
   ⇒制限時間はいつもの15秒で普通は4ステージ連続で『たからばこ』
    を取るのだが、それが一つでも時間内に取れなければやられて
    やり直しとなる
    ⇒別にそこ自体は大した問題じゃない。これについての大きな問題は
     通常よりも過剰に多いステージ数である
     ⇒なんと普通の4ステージあるチャレンジに比べ、このチャレンジは
      12ステージもあるのである
      ⇒問題無いじゃないかと思われるかもしれないが、考えてみてほしい。
       チャレンジの中でも突出して難しく、一度でも失敗すれば最初から
       やり直しなのである。
       ⇒難しい・・・というよりは面倒くさくて段々とイライラしてくる
       ⇒せめて8ステージであったらここまで面倒くさくはならなかった
        であろうと思う。微妙点には間違いなく記載されるだろうが。

感想
タッチ!カービィ』とは異なる、または削除された操作性と仕様等によって
タッチ!カービィ』よりはちょっと評価は低い。
しかし、ゲームとしては高ボリュームでロープライス、綺麗なグラフィックと
良質な曲等これらの良点は微妙点と難点以上、そして根本的な部分であり、
微妙点、難点は細かい点でしかない。
実際、微妙点・難点付きで『タッチ!カービィ』とさほど変わりなかったら
評価が違っていた。しかし、本作は一応『タッチ!カービィ』を超えるほどの
良さを持っている。それによる点数を、微妙点と難点が少し潰してしまった
感じである。
よってゲームの出来そのものは良質であると言っても過言では無い。
結論、良作。


今回はこれくらいにしときます。